日記
潮干狩り
先日、千葉の3番瀬海浜公園に潮干狩りに出かけました。
正確に言えば、出かけはしたものの、途中の渋滞に愕然となり、引き返した訳ですが。
なぜ、潮干狩りに出かけたかというと、3歳になる娘がとても貝が好きで、よく食べるのですが、実際に貝がどういうところに住んでいるのか、彼女が知らないということが、ずーっと気になっていたからです。
結局、渋滞で泣く泣く引き返したのですが、次の日の朝、改めて千葉の花の美術館に行きました。
幸いなことに、海岸はすいていました。
だめもとで、砂浜も掘っていたら、何個かは生きている貝を見つけることが、できました。
私は内心、ホッとしました。
ついに、娘は貝が海に住んでいることを知ることができたのです。
見つけた貝の中には、直径5センチほどの大きな巻貝もいました。
食べるつもりはなかったのですが、船橋に住んでいる、祖父と祖母に見せるため、持ち帰りました。
最終的には自分の家まで持ち帰り、しばらくバケツごと玄関先の小さな庭に置いて放っていました。
放っておいて2日目の朝、バケツの中に巻貝の姿はありませんでした。
私はてっきり、妻がごみと一緒に捨てたのかなと思っていました。
しかし、次の朝、妻の言葉には鳥肌がたちました。
「あの巻貝、突然消えたと思ったら、なんとお隣さんの室外機の近くにいたの! でも、もう死んでいて、蟻がたくさん集まっていたよ。」「なんか、かわいそうだったね。やっぱり、海に逃がしてくればよかったね。」
ショックでした。
巻貝が動いた距離は2M以上あります。人間だったらどれほどの距離に匹敵するのでしょうか?
室外機の音が波の音と感じたのでしょうか?
これまで、巻貝として直径5センチも成長するまでには、いろいろなピンチもあったと思います。その様々なピンチを、陸地を2M以上移動するほどのガッツで、または知恵で切り抜けてきたのでしょう。
しかし、今回ばかりは・・・無念だったに違いありません。
巻貝くん、本当にごめんなさい。
当初は娘に自然を教えるための潮干狩りでしたが、学ばなければならないのは自分でした。
