日記
これからの復興
日本の首相が変わり、ようやく東日本では本格的な復興が始まります。
文字通り津波でなにもなくなった町は無からの出発であり、コンピュータでいえば初期化された後のOSを再インストールする状態です。
幾つかの復興計画を読むとまだまだアウトラインの段階ですが、私は細かい箇所の自由なアイディアを募集するなどして、新しいまちのシーンごとの魅力のイメージを集めていくことも大事だと考えています。
そうして集まった「こんなのあったらいいね」的なアイディアを並べてながめながら議論をすればさらなるアイディアが生まれ、そこから新しい東北のまちの全体像、インフラのあり方が見えてくるのではないかと思います。
例えば、欧州にあるような電気自動車のための「充電スタンド」の普及というアイディアがでれば。それをもとにこれまで日本ではほとんど普及していない電気自動車のための充電専用パーキングの普及されたエコシティを東北で検討するのも良いでしょう。
スイスでは年間1万円弱程度で充電&駐車し放題のパーキングもあり、そういったまちづくりが電気自動車を普及する原動力になっています。
または、「電柱や電線がない美しい風景」という意見があれば、それをもとに新しい東北の風景や景観条例を考えていくのも良いでしょう。
復興では短期の雇用や被災者の衣食住の問題、震災時に被害が少ない町づくりの検討ももちろん重要ですが、もともと豊かな自然を背景に持つ東北の強みを生かしてスマートで美しいまちづくりを目指していくことは、新しい東北のブランドを構築する上でまたとないチャンスとなるのではないでしょうか。
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2011/08/31 | 投稿者:
