(建築家列伝)Philip Johnson
(建築家列伝)2005年の今日1/25 Philip Johnsonが亡くなった。AIAゴールドメダル(1978)プリツカー賞(1979)代表作にグラスハウス(1949)、AT&Tビル(現・ソニービル、1984)、著作として「インターナショナル・スタイル」(1932)ヘンリー・ラッセル・ヒッチコックと共著も有名。
建築雑誌掲載のお知らせ
「myHOME+Vol.35」にフラットハウス設計の2世帯住宅「Little valley house」が掲載されました。クライアントのKさん、編集長のBさん、ライターのMさん、カメラマンのTさん、ありがとうございました。今回は二世帯特集ということで、「2世帯住宅を成功させる6つのポイント」という題で2世帯住宅を建てるときのコツや気をつけることをまとめています。今後も2世帯住宅の需要は増えていくのではないでしょうか?なんといっても2世帯住宅はシェアハウスの元祖なんですから!
建築家列伝 Tony Garnier
(建築家列伝)1948年の今日1/19 Tony Garnierが亡くなった。代表作(著作)Une cite Industrielle (工業都市)(1917)は近代の都市像を提起するものであった。その他スタジアム「スタッド・ジェルラン」(1914)等、地元リヨンで多く設計。
建築家列伝 Philippe Starck
(建築家列伝)1949年の今日1/18パリでPhilippe Starckが生まれた。代表作にアサヒビールスーパードライホール・フラムドール(1989)、NYパラマウントホテルのリノベーション(1990)等
建築家列伝番外編 ジョルジュ・オスマン
(建築家列伝番外編)1891年の今日1/11 ジョルジュ・オスマンが亡くなった。19世紀フランスのセーヌ県知事。皇帝ナポレオン3世とともにパリ市街の改造計画を行った。現在のパリの原型だけでなく、世界の都市計画の見本となった。さて都知事選はどうなることやら。
「ツボミハウス」がカーサブルータスに掲載されました。
「ツボミハウス」がカーサブルータス2月号に掲載されました。
クライアントのMさんを始め関係者の皆さんに感謝です。
「ツボミハウス」は1階はクッキーショップ・YOTSUHAさんですが、本当にクッキーが美味しく、クッキーだけでなくケーキも大変美味しいです。添加物を極力使用しない自然の美味しさです。また、YOTSUHAさんはいろいろなイベントやマルシェに参加されているだけでなく、ご自分の敷地内でも木曜日にマルシェを定期的に行ったり、お菓子づくりのワークショップを行ったりと本当に素晴らしいのです。「ツボミハウス」は、去年の東京建築士会主催の「かしこい家」に入賞もできました。建築の使われ方は作り方以上に大事だということを実感している今日この頃です。
新年明けましておめでとうございます。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
2013年は東京オリンピック決定、消費税アップ決定等、建築会に大きく関わるニュースもありました。また、木造用防火サッシが新サッシに切り替わる等、隠れたところでも大きなニュースがありました。そういう理由もあり、2014年はおそらく建築が大きく変わる変化の年になると思います。そして、建築の省エネ化も目に見えるようになっていくのではないでしょうか?それはあたかも自動車の世界でハイブリッド車やクリーンディーゼル車が街に溢れるようになっていくように。さらに、スマートシティという言葉が概念だけでなく、どんどん実現していくことでしょう。
フラットハウスでは変化に敏感になりながらも、変わらない建築の本質を忘れないようにしていきたいと考えています。
皆様にとって2014年も良い年でありますように、お祈り申し上げます。
坂野由典
建築家列伝 ウラジーミル・タトリン
(建築家列伝)1885年の今日12/28 ウクライナでウラジーミル・タトリンが生まれた。ロシア・アヴァンギャルド、ロシア構成主義。代表作に「第三インターナショナル記念塔」(1919実現はしていない)
建築家列伝 Jan Letzel(ヤン・レッツェル)
TwitterやFacebookでその日に誕生日や忌日の建築家を紹介している「建築家列伝」をブログでも紹介していこうと思います。今回はその第一回目となります。
(建築家列伝)1925年の今日12/26 Jan Letzel(ヤン・レッツェル)が亡くなった。明治末期から大正にかけて主に日本で活動したチェコ人の建築家。代表作に広島県物産陳列館(1915 現在の原爆ドーム)
入賞のお知らせ
このたび、設計させていただいた「ツボミハウス」が東京建築士会主催の住宅セレクション2013年Vol4「かしこい家」に入賞いたしました。関係者の皆様、クライアントのMさん、ツボミハウスの1階の人気クッキー屋さんであるYOTSUHAさん、本当にありがとうございました。今回の受賞は小さな旗竿敷地で定期的なマルシェ(市)を開き、有効活用されていることをはじめ、現代における職と住と街をつなぐ新しい形として評価されたものだと思います。今後も建築の大小を問わず、一層、環境と人との関係を注意深く考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
以下に提案コンセプトを掲載させていただきます。
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〈職〉と〈住〉と〈まち〉がしなやかに繋がり合う暮らし
都内に計画された、とても小さな店舗(クッキーショップ)併用住宅である。
以前はネットのみで手づくりのお菓子を販売していた施主は、家の設計を機に”まちのお菓子屋さん”のような店舗を持ちたいと考えていた。そこで、小さなスペースと小さなテラスを少しずつレベルをずらしながら連続させることで、狭い敷地の中でも広がりを感じる空間とした。
1階のショップと他の住空間はガラス引戸のみで仕切られており、ショップから半階あがったダイニングキッチンではワークショップを行ったり雨の日にお客さんに上がって待ってもらうなど、〈職〉と〈住〉の間にゆるやかな関係性を持たせている。
さらに、旗竿敷地の竿部分(この敷地では10㎡程度)が隣家の壁に囲まれていることを逆手にとって、施主は定期的に小さなマルシェ(市場)を開催し、他の出店者とともに手づくりパンや野菜、絵本などが並ぶ空間をつくる。小さいからこその密度感により、出店者や訪れた人々の間に自然と活発な交流が生まれ、「売る人」「買う人」の枠を超えたコミュニティが広がるとともに、複数のコミュニティ同士をつなぐハブの役割も果たしている。
こうした、〈職〉と〈住〉と〈まち〉の距離が近いだけでなくそれらの領域がしなやかにつながりあう暮らしが、都市を住みこなすことの一つの方向性を感じさせる。
