形の説得力

友達に赤ちゃん用のボールをプレゼントされました。
フラードームを思い起こさせるこの形、なにやら意味がありそうです。
しかし、これを見たり触ったりしていても気が付かないかもしれません。
なぜ、穴がたくさん空いているのか?
またはなぜ、線で構成されたボールなのか?
友達はその理由を雄弁に語ってくれました。
1、赤ちゃんの小さい手でも容易に掴むことができる
2、赤ちゃんがボールの上に倒れてもボールがつぶれるのでけがをしにくい
どうですか、説得力ありますか?
形はそれ自体説得力がある場合、言葉を味方にしてさらに力を増します。
けれども、それは大人の世界だけのはなしです。
小さい赤ちゃんには言葉はまるで無力ですから。
お寺の多い街


インターネットを通じて連絡があったクライアントとはじめて会う。
昔は初回の面会にとても緊張したが、最近は慣れてきたせいかほとんど緊張しなくなった。
敷地は千葉の市川である。とてもお寺が多い街。(写真は法華経寺)
今日は天気も良く、境内を歩いていると清々しい気持ちになると同時に、クライアントに対して常に誠実でいようと気が引き締まる。
緊張が薄れた分、意識的に気を引き締めることは大事なこと。
お寺の境内という環境が、そのことを気づかせてくれた。
今回は時間がなかったが、次回訪れるときは東山魁夷記念館にぜひに訪れたい。
市川は東山魁夷が以前住んでいたところで、その家(1953年)は吉村順三の設計である。
My Architect
見ました。
セコム

防犯ブームである。
セコムの方にカレンダーを頂いた。
長島さん語録を毎月確認してしまう自分がいる。
<今日のトピック>
目黒S邸の着工前打ち合わせ
擁壁と建築

1/100の模型でI邸の外観検討。
既存にある擁壁ラインがそのまま外壁ラインになるのはどうかと考えた。
実際の敷地のまわりには間知石(けんちいし)と呼ばれる擁壁をたくさん見かける。
意識しなければただの擁壁。
意識すればランドスケープアートのようにも見える。
建築デザインのプロセスは、まず敷地のすべてを等価として観ること。
意識することをなるべく遅らせること。
<今日のトピック>
横浜Y邸、初回打ち合わせ
ここたのカフェ
国立富士見台のここたのカフェに行った。
大学生が研修で店員をしている。
名札には商学部3年と書いてあったのがほほえましい。
サイフォンで入れてくれる有機栽培コーヒーはすっきりした味。
ランチは食べなかったけど、とてもおいしそうだ。(しかも安い!)
次回はぜひ食べてみたいと思う。
ちなみに、学生手作りのガトーショコラもおいしい☆
カフェの隣には地元の野菜と沖縄の食材を売っているお店「とれたの」がある。
ここに住みたくなっちゃった・・・。
古本屋にて
代々木上原の古本屋で衝動買い。
スケッチがいい、まさにジャケ買い。
プロフィール
坂野 由典
1969 愛知県名古屋市生まれ
1996 コロンビア大学大学院修了
1997 隈研吾建築都市設計事務所
2001 1級建築士事務所 フラットハウス設立
趣味 食べる事
血液型 AB型
あらたに
こんにちは。
他のブログサイトから乗り換えをしました。
旧ブログサイトは、
http://blog.livedoor.jp/yoshisakano/
でした。
これからもよろしくお願いします。


