Oeufがdezeenで紹介されています。
flat house 設計の「Oeuf」(ウフ)が海外のウェブマガジン dezeenで紹介されています。野川公園の前に建つカフェ+ギャラリー+アトリエ+住宅です。カフェは日曜日だけオープンしています。
癒される素晴らしいカフェですよ。
東京建築賞受賞のお知らせ
本日、東京建築士事務所協会主催、東京建築賞の授賞式がありました。フラットハウスが設計させていただいた「little valley house」は戸建部門の優秀賞を受賞いたしました。クライアントさんと建設会社さんには本当に感謝いたします。ありがとうございました。また、この物件を担当した伊藤くんにも感謝です。今回の賞と先日頂いた「かしこい家」の賞をきっかけに、もっともっと外も内も居心地が良い建築や街並みを考えていきたいと思います。
「かしこい家」セミナー、トークセッションのお知らせ。
「かしこい家」セミナー、トークセッションのお知らせです。
本日6/21は夏至ですね。15:30から18:00まで2014年住宅セレクションvol.4「かしこい家」のセミナーとトークセッション、懇親会があります。小泉雅生さんと馬場正尊さんのセミナーの後、坂野はパネリストとして参加いたします。場所は京橋のAGCスタジオです。お時間のある方はどうぞ見に来て下さい。
山口出張
今日から二日間山口県に出張です。山口に行くのは何年ぶりでしょうか。雨にならないといいのですが。仕事内容は地元の住宅メーカーの新しい企画住宅を一緒に考えるというものです。今日はその第一回目。まずは営業と現場の声を聞き、実際の建物を見て、出来るだけ色々なことを吸収したいと思います。
「ツボミハウス」がカーサブルータスに掲載されました。
「ツボミハウス」がカーサブルータス2月号に掲載されました。
クライアントのMさんを始め関係者の皆さんに感謝です。
「ツボミハウス」は1階はクッキーショップ・YOTSUHAさんですが、本当にクッキーが美味しく、クッキーだけでなくケーキも大変美味しいです。添加物を極力使用しない自然の美味しさです。また、YOTSUHAさんはいろいろなイベントやマルシェに参加されているだけでなく、ご自分の敷地内でも木曜日にマルシェを定期的に行ったり、お菓子づくりのワークショップを行ったりと本当に素晴らしいのです。「ツボミハウス」は、去年の東京建築士会主催の「かしこい家」に入賞もできました。建築の使われ方は作り方以上に大事だということを実感している今日この頃です。
入賞のお知らせ
このたび、設計させていただいた「ツボミハウス」が東京建築士会主催の住宅セレクション2013年Vol4「かしこい家」に入賞いたしました。関係者の皆様、クライアントのMさん、ツボミハウスの1階の人気クッキー屋さんであるYOTSUHAさん、本当にありがとうございました。今回の受賞は小さな旗竿敷地で定期的なマルシェ(市)を開き、有効活用されていることをはじめ、現代における職と住と街をつなぐ新しい形として評価されたものだと思います。今後も建築の大小を問わず、一層、環境と人との関係を注意深く考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
以下に提案コンセプトを掲載させていただきます。
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〈職〉と〈住〉と〈まち〉がしなやかに繋がり合う暮らし
都内に計画された、とても小さな店舗(クッキーショップ)併用住宅である。
以前はネットのみで手づくりのお菓子を販売していた施主は、家の設計を機に”まちのお菓子屋さん”のような店舗を持ちたいと考えていた。そこで、小さなスペースと小さなテラスを少しずつレベルをずらしながら連続させることで、狭い敷地の中でも広がりを感じる空間とした。
1階のショップと他の住空間はガラス引戸のみで仕切られており、ショップから半階あがったダイニングキッチンではワークショップを行ったり雨の日にお客さんに上がって待ってもらうなど、〈職〉と〈住〉の間にゆるやかな関係性を持たせている。
さらに、旗竿敷地の竿部分(この敷地では10㎡程度)が隣家の壁に囲まれていることを逆手にとって、施主は定期的に小さなマルシェ(市場)を開催し、他の出店者とともに手づくりパンや野菜、絵本などが並ぶ空間をつくる。小さいからこその密度感により、出店者や訪れた人々の間に自然と活発な交流が生まれ、「売る人」「買う人」の枠を超えたコミュニティが広がるとともに、複数のコミュニティ同士をつなぐハブの役割も果たしている。
こうした、〈職〉と〈住〉と〈まち〉の距離が近いだけでなくそれらの領域がしなやかにつながりあう暮らしが、都市を住みこなすことの一つの方向性を感じさせる。
2世帯住宅の設計のこつ
昨日、某雑誌者の編集長の方とライターの方が事務所に来られ、インタビューを受けました。お題は「2世帯住宅」でしたが、2時間にわたる長時間のインタビューになりました。最近の住宅設計では2世帯住宅のご依頼が多くなっています。親世帯が孫の面倒を手伝い、子世帯は親世帯が体調を崩したときに頼りになる等、2世帯が助けあうことができるので、今後も増えていくと思います。しかし、2世帯住宅のご要望で多いのは世帯別のプライベートはしっかり確保して、お互いの日常生活はできるだけ干渉しないようにして欲しいというものです。サザエさんの家のように、玄関、キッチン、浴室を2世帯共有というのも楽しいと思いますが、現実には両世帯がずっと一緒だと疲れてしまうのでしょうね。しかし、生活上、全く2世帯が会わないのも集合住宅みたいで味気ないですね。そこで、私は洗濯干しスペースやライブラリーなどの2世帯が共有で使用する空間を提案しています。そうすれば、自然な形で2世帯が出会えるからです。2世帯住宅のコツは「付かず離れず」を設計することですね。インタビューではそんなようなことをお話しました。