2013-01
シェアハウス
TVはほとんど見ていないのですが、街を歩いているとあるドラマ番組の広告に目が止まりました。
「シェアハウスの恋人」です。
そろそろ、シェアハウスを題材にしたドラマがありそうだなあと思っていたので、気になりました。
建築の世界ではここ数年シェアハウスが流行っています。ある大学院生もシェアハウスを題材にした論文を書きたいと言っていました。
現在の日本において、独身者が増える一方で家族とは違うコミュニティが色々な形で発生しています。そのひとつがシェアハウスです。
狭くて高いワンルームマンションを一人で寂しく住むよりは、安くて仲間も増えるシャアハウスに惹かれるのは普通なことだと思います。
そして、シェアハウスの中で恋の一つや二つ生まれ、それがやがてドラマのようなストーリーになっていくのは自然な流れといえるでしょう。
TVのトレンディドラマで興味深いことはいつもその時代に反映したライフスタイルがセットされていることです。
例えば、1991年放映の「東京ラブストーリー」。
バブルが弾けかけたころのドラマですが、登場人物のライフスタイルはかなり現実とはかけ離れた「こんなカッコいいところに住んでいるサラリーマンいるのか?」といった感じでしたが、しかし、これがこのころの時代の雰囲気だったのだと思います。
次に、1993年と1997年放映の「ひとつ屋根の下」。
題名からして家や家族、コミュニティをテーマにしたドラマですが、ここにでてくる住居はトレンディではなく、どちらかといえば下町っぽい感じでした。だんだんトレンディ=都会的ではなくなってきた雰囲気の始まりだったと思います。
そして、いろいろなドラマを変遷して、2013年が今回の「シェアハウスの恋人」です。
一緒に住むという関係性はこれからも時代とともに変化していくでしょう。
注意深く変化を観察していこうと思います。
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2013年1月31日 | 投稿者:
雪とスニーカーと種
お正月が過ぎたと思ったら東京でも豪雪がありましたね。
そんな寒い中二つの計画中の敷地を見に行きました。
まだ雪が残る二つの敷地を歩き回った後、なんとスニーカーとズボンには種がびっしり。

知らず知らずに種を運ぶメッセンジャーになっていたのですね。
この種はアメリカセンダングサのものでしょうか。
たまには人も自然の役に立っています。
それもとても自然なかたちで。。。
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2013年1月18日 | 投稿者: