2010-02
東風
今日は春を身体で感じた一日でした。
街を歩いてるとどこからか梅の花の香りも流れてきました。
仕事帰りの家路の途中でカエルも見ました。
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
今年はまだ花粉症が軽く、春を楽しめそうな気がしています。
生暖かい春の風も悪くないですね。
P.S.
東風を「こち」、東雲を「しののめ」
東にはイレギュラーな読み方が多くて面白いですね。
flathouse sakano
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2010年2月27日 | 投稿者:
雪
うつくしき日和になりぬ雪のうへ 太祇
先日は東京でも雪が積もりました。
雪が積もった風景も美しいのですが、雪の単体、すなわち雪の結晶も負けずと美しいから面白いですね。
雪の結晶は温度と湿度の条件により生成される形が決まってきます。
また、水の分子のもともとの配列の角度が原因で6角形になっていくそうです。
自然も建築と同じですね。
条件からフォルムが決定されていくわけです。
建築家は条件からいかに自然な形へ導いていけるかをいつも考えなくてはなりません。
建築は人間の意志をもとに造られていきますが、無理矢理にならない自然な方向を見つけられるよう感覚を研ぎすます努力をするだけではなく、クライアントさんにその方向を伝える伝道者に建築家はならなければならない。
雪を踏み、そんなことを考えてしまいました。
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2010年2月4日 | 投稿者: