2008-11
デザインと投資
金融危機といわれていますが、全世界の建物のプロジェクトにも影響が広がりつつあります。
そのこととは少しずれたテーマですが、デザインと投資は似ているなあと私は思っています。
「人の行く裏に道あり、花の山」
人はどうしても人気があるものに目がいってしまいます。それは、デザインの世界も投資の世界でも同じではないでしょうか?
私は今っぽいデザインには未来は無いと考えています。
流行ではなく、本当にクライアント、社会、そして自分が目指すべき建築。
そのことをもっと深く考えて、仕事をしていこうと思っています。
デザインと音楽
小室氏が逮捕されたことにはびっくりしました。
以前、隈さんの事務所で愛知万博の計画をしていたときに、「万博のメインテーマの作曲家は誰がいい?」という話になりました。隈さんは坂本龍一さんがいいのではないかとおっしゃっていましたが、私は小室さんはと提案しました。そのとき隈さんが苦笑いをしたことを思い出しました。
音楽には曲と詩があります。建築でいえば構造と意匠でしょうか?
音楽の世界では、まず曲があってそれに作詞する場合もありますでしょうし、その逆もあると思いますが、一番興味あるのが、作詞と作曲がそれぞれ二人で同時進行でおこなわれる場合です。
必ずどちらかが最初のフレーズなり、さびの部分なりを作成すると思います。
そして、それに対してもう一人が応える。
この段階が一番興味があり、出会わしてみたいなあと思います。
たしか以前TVでスティービーワンダーの名曲が生まれる瞬間を放映していたような気がしますが、もう一度見てみたいですね。
建築でも名作が生まれる瞬間があります。
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