2008-02
チェーンメール
先日、妻の携帯にチェーンメールがきました。
要約すると以下のような内容のメールだったと思います。
血液型がRH-B型の赤ちゃんがある病気で輸血が必要ですが、なかなかRH-B型の方が見つかりません。お願いです、だれかいらっしゃいませんか?
幸い、メールがきてからまもなくRH-B型の血液型の方が見つかったというメールが届いたそうです。
次の日、もうすぐ着工予定の敷地にいきました。そこで外構屋さんと打ち合わせをしたのですが、その方が、「だれかRH-B型の血液型いないかなー?」というんです。
びっくりして、もしかして携帯のメールで来たんですか、と聞いたら、やっぱり同じチェーンメールでした。
「RH-B型の方はもう見つかったそうですよ」というと今度は外構屋さんがびっくりする番となりました。
ネットや携帯のすばらしく、そしておそるべき伝達力。
あらためて、感心させられました。
100歳と梅
私の家の近所に99歳のおじいさんが住んでいます。
ある朝、そのおじいさんが庭の端っこでじっと立ってなにかを見つめていました。
なにを見ているのかなと思い、視線の先を追いかけたら、そこには咲き始めの梅の枝がありました。
後で、思ったのですが、もしかしたらおじいさんは見ていたのではなく、梅の香を嗅いでいたのではないでしょうか。
梅の香りは咲き始めのほうがはるかに強いです。
「散りぬとも 香をだにのこせ 梅の花 恋しきときの 思ひいでにせむ」
春の初めは目ではなく鼻で春を感じたいですね。
今年100歳になるおじいさんはさすがに春の達人です。
雪
先日の東京は久しぶりの大雪でした。
朝早く、打ち合わせに行く途中、雪が積もった歩道を歩いていると、あることに気が付きました。
下水の鉄製マンホールの上には雪が積もっていません。
おそらく、この時期、建物から流れ出る汚水は温水の割合が多く、その熱で雪が溶けているのではないでしょうか?
この雪を溶かす熱源をなにか有効活用できないのかなあ?
そんなことを考えながらあるていると、大小の雪だるまの親子に出会いました。
夜、家路の途中で再び雪だるまの親子に会いましたが、すでに、崩れて小さくなっていました。
予想はしていたのですが、ちょっぴり寂しい。
でも、仕方がありません。
雪だるまは自然と人間の協同合作の産物ですが、最後には再び自然に帰って行きます。