2007-04
ミッドタウン
3月30日にミッドタウンに行きました。
オープニングの日でしたが、歩けないほどの混雑はなかったです。
みなさんは六本木の街と聞いてどんなイメージをしますか?
私が六本木と聞いて、まず思い浮かべるのが高速道路の高架です。
その次に六本木ヒルズ。
つまり、私にとって六本木はベビーカーを押して歩けるような街のイメージではなかったわけです。
しかし、ミッドタウンができたことで、自分にとって六本木のイメージが随分かわりました。
それは、ミッドタウンの建物でも、たくさんある様々なお店の効果でもありません。まさしくそれはミッドタウンの広い芝生と空き地がもたらした効果です。
六本木のイメージを変えるには最低これぐらいの公開空地は必要だと思います。
逆に考えるとこれくらいの空地だけで、六本木というとてもインパクトのある街でさえ、イメージが変わる可能性があるわけですね。
空地は、都市計画や街の計画で一番ないがしろにされがちですが、やはり一番重要なファクターだと改めて確信しました。
空地は計画された敷地内部だけではなく、計画の外部を含めた街全体のイメージさえも変えてしまうのですから。
コルビュジェが夢みた「パーク・アンド・タワー」を垣間見たような気がしました。
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2007年4月10日 | 投稿者: