2006-08
ルーブル ピラミッド
パリ、ルーブル美術館入り口のピラミッドが改修工事をするそうです。
なんと、入場者数の増加に対応しきれなくなったのです。
このガラスのピラミッドは米国の建築家、I.M.ペイさんの設計ですが、完成した当初、伝統的建築としてそぐわないのではないかという批判も多数ありました。
しかし、いまでは、モナリザ、ミロのヴィーナスに次ぐ、同美術館で3番目の人気スポットになっているそうです。
月日が流れた後でしか正誤を証明できない決断があるというのは、政治の世界だけではなさそうですね。
設計者はまわりの意見に惑わされることなく、沈思黙考して自分が正しいと思うことを勇気を持って決断してべきです。
I.M.ペイさんはそれを証明したすばらしい建築家の一人です。
昭和記念公園
昭和記念公園に隣接された「花みどり文化センター」に家族で行きました。
伊東豊雄さんの設計です。
とても、すがすがしく、中にいるだけで幸せを感じてしまう。
そんな建物でした。
自分も設計したことがありますが、「屋上緑化ってやっぱりいいな」と改めて感じます。
建物の外の芝生もとても広いです。(この日はとても暑いので、ほとんど人はいませんでした)
ちなみに、私の娘の名前は「エコ」ですが、この名前をこの建物内で呼ぶことが、少し恥ずかしい感じもしつつ、この建物内では娘が主人公になったような、変な気持ちにもなりました。
(娘は施設内になぜか置いてある、大きな靴のオブジェの中に隠れて遊ぶことに熱中していましたが・・・)
お昼もここで食べましたが、こういう施設にありがちな(サービスエリヤのような?)ものを想像していたのですが、以外にオシャレなプレートが出てきました。
ご飯も玄米を使った、野菜中心のオシャレなメニューばかりで味もグッドです。
ますます、ここが好きになっちゃいました。
涼しくなったら、また来ますね。