日記
ロボット/未来
ロボットが福島原発の事故で活躍しています。
例えば、アイロボット社製遠隔操作ロボット「パックボット」、これから投入される予定の日本製緊急災害対応ロボット「Quince(クインス)」は瓦礫のある通路や階段を上って放射線量を測ったり、映像を撮影したりすることができるそうです。また、ハネウェル社製遠隔操作ヘリコプター「Tホーク」は原発の上空からの撮影で一躍有名になりました。
T-Hawk
放射線が強い場所での瓦礫の撤去作業では無人のクレーン車も登場し、ついに私たちは映画ターミネーターのような世界、決して目指すべきではない世界に向かってしまっているのではないかと危惧してしまいます。
映画で見る「未来」の多くは「こうなっちゃいけない未来」です。
そして、大抵映画のラストではそうした「望まれざる未来」から脱却する兆しが見えたところでエンディングとなります。
「ターミネーター」、「アバター」、そしてアニメ「風の谷のナウシカ」もそうでした。
私たちは「こうなっちゃいけない未来」を想像するのが得意です。映画の中に現れる未来にはほとんど必ずダークな部分を内在しており、それが現代のリアルな世界の批評性、未来への警鐘として表現されます。
一方、私たちは「こうなりたい未来」のトータルな姿を想像するのが苦手です。
それとも、本当は得意なのにそんな未来はつまらないと思い想像しないだけなのでしょうか?
結局、私たちは今日も「こうなりたい未来」の断片をパッチワークのように想像し、繋ぎ合わせてなんとか世界を構築していくことしかできません。
ロボットの話に戻しますと、ロボットの中には有用ではないけれども、「こうなりたい未来」の断片を想像させてくれるものもあります。
如何でしょうか?
カテゴリー: 日記 | 投稿日:2011/04/25 | 投稿者:


