日記

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク中に、雑誌の取材の下打ち合わせということで、去年の暮れに完成したあるお宅におじゃましました。

完成したときは、まだお庭が砂利のままでしたが、今回おじゃましたときは芝生も木もいい感じになっていました。

やはり、建物は外構ができて初めてしっくりくるものです。

まわりの環境にも馴染んできました。

都内に建てる住宅だと、庭のスペースがほとんどとれないのがあたりまえになりつつあります。

しかし、たとえ庭がなくても緑がなくても、自然を意識できる空間や環境をつくることが出来れば、といつも考えています。

人は、あるきっかけで自然を意識します。例えば、そよと吹く風、光の揺らぎ、鳥の声、水の音・・・などなど。

もしかしたら、ある人は「自然を意識することなんて必要ないよ」というかもしれません。

昔よりも自然を意識しなくても生活できるようになったのは、電気や設備の技術が発達したからです。

例えば、照明があるから夜も明るい空間を確保できます。エアコンがあるから寒さ暑さも気になりません。空調設備の発達で地下でも快適空間が保てます。

しかし、なにかものたりない感じがします。

どんなに技術が発達してもです。

「自然を意識できる環境」が足りないのです。

それを、つくるのが建築家の役目の一つではないでしょうか。

カテゴリー: 日記 | 投稿日:2006/05/06 | 投稿者: